リモート試験となった本年度の国際化学オリンピックにおいて、実験試験は行われないことになりました。実際の開催に備えて準備されていた実験試験の内容は、解説動画として選手たちだけでなく一般にも公開されます。
動画の製作に「ナレーター」として協力してくださった、京都府立嵯峨野高等学校の６名の生徒さんたちから、国際化学オリンピック日本委員会宛にメッセージが届きましたのでご紹介します。

【ナレーター（京都府立嵯峨野高等学校の生徒）さんからのメッセージ】

　英語と化学が好きなので、このような形で国際化学オリンピックをお手伝いさせていただけたことは幸運でした。これまで新しいことに挑戦することで新たな学びがあり、新しい価値観との出会いがある経験をしてきました。今回も新たな気づきと経験を求めて応募しました。友人と一緒に取り組めるイベントであったことも挑戦する動機となりました。 　長い化学物質の名前や高度な専門用語を英語で正しく発音するのは容易ではありませんでしたが、練習を通しての試行錯誤も楽しめました。
　私たちのほとんどが医療分野や生物分野、航空宇宙工学分野など科学分野で将来活躍したいと思っています。国際的な舞台では英語を使うことを要求されるでしょう。科学分野での実践的な英語に触れることができた今回の経験を将来に生かしたいと思います。ありがとうございました。